※このページは私が大学生時代に書いたものがベースとなっています。
ポイントや基本的な思考は今も変わらないので,大枠は変更せずに載せています。
書く派?書かない派?
あなたは,何かを暗記する時に書いて覚えますか? それとも,書かずに覚えますか?
これについては,意見が分かれるでしょう。
先に書いておきます。
私は「書かない派」です。
書く派と書かない派
「書いて覚えなさい」という言葉は,学校でも塾でも先生がよくおっしゃっています。 私がアルバイトをしていた塾でも,塾長とこれについて議論をしました。 塾長は「書く派」でした。 また,他の英語の先生も「書く派」でした。
一方,大学の友達にも同じことを聞いてみました。 全員,「書かない派」でした。
私が書かない派である理由
私が「書かない派」である理由は大きく2つあります。
- 書くのは効率が悪い
- 疲れる,モチベーションが下がる
おそらく「1. 効率が悪い」については,どこかで聞いたことがあるでしょうし,書く派からすれば,「書かない方が効率が悪い」と反論されるでしょう。
モチベーションが下がることの方が問題
そこで,「2. 疲れる,モチベーションが下がる」についてお話しましょう。
「あなたはたくさん字を書くことは好きですか?」
好きな人は,「書く派」でいいんだと思います。 でも,嫌いな人にとっては,たくさん字を書くことは苦痛でしかない。
私は,英語を教えている家庭教師先で,一週間に50個,英単語を覚えるように言っています。 ただでさえ暗記はめんどくさいのに,「1単語につき5個書きなさい」なんて言ったら,モチベーションは一気に下がるでしょう。 さらに,一生懸命書いていると,当然疲れます。 そして,改めて英単語を眺めた所で,覚えているかというと,そうでもありません。 そして,書き終えたことに満足して暗記をやめてしまいます。
一切書かないわけではない
ただし,一つ勘違いしてほしくないのは,「書かない派」だからといって「一切,書かない」と言っているわけではないということです。 じゃあどうやるのか?文字だけで説明するのは結構,大変で難しいです。
なぜ「書かないで覚えなさい」と言われないのか
おそらくこれが,「書いて覚えなさい」という先生は結構いるが,「書かないで覚えなさい」という先生は少ない原因だと思います。 「書いて覚えなさい」は,端的でわかりやすいですが,「書かないで覚えなさい」は,この一言で終わらせると,絶対に勘違いしてしまう生徒が出ます。 そして,勘違いして受け止めたままだと確実に成績が下がります。 だから容易にこのような発言はできないのでしょう。
文章だけでの説明は難しいので,ポイントだけ説明
例えば日本史では,漢字も覚えないといけません。「漢字も書かずに覚えるの?」 いいえ,書きます。ただ,それは最初ではなく最後の方の話です。
- まずは書かずに暗記
- 間違えたものにチェック
- 間違えたものだけ暗記,チェックし直しを繰り返し
- ある程度暗記できたら,書いてみる
- 漢字間違いも含め,間違えたものにチェック
大まかにこんな感じです。このやり方をすると,書いて確認している生徒が3周している間に,書かずに確認している生徒は6~10周できます。
書くのには時間がかかる。だから,なるべく書く時間は減らす。でも,大事な場面では書く。 それが効率の良い勉強法だと私は考えます。