繰り返し解く,できない問題を解く
好きな歌手の歌は覚えられるのに勉強のことになると覚えられないのはなぜでしょう? 真っ先に思い浮かぶこととして,興味や関心,やる気の問題があります。 でも,それだけでしょうか?
好きな歌手の歌であれば,一度聞けば覚えられますか? いやいや,いくら好きな歌手の歌であっても一度聞いただけじゃ覚えられないでしょう。 歌を覚えるときには何度も反復して歌を聞いたり,歌詞カードを見ながら歌に合わせて一緒に歌ったりすると思います。
ところで,なかなか覚えられない部分があったときにはどうしますか? 「ここの部分のリズムがなかなか取れない」とか「この部分の歌詞が覚えられない」ということはよくあります。 そんな時にはきっと,その部分だけ何度も聞き直したり,歌い直したりすることで身につけていくのではないでしょうか。
でも,本当にそれで覚えることができているのでしょうか? 本当に歌詞を覚えたい!と思っている人は最初から最後まで自分で歌ってみるでしょう。 そうやってみて,新たに覚えられていない部分や苦手な部分が出てきたら,もう一度その部分を何度も聞き返して身につけます。
以上のことをまとめると,好きな歌を覚えるには
- 歌詞カードを見ながら反復して一緒に歌う
- 覚えられないところは,その部分だけ聞き直し,歌い直しをする
- 最初から最後まで歌ってみて覚えられていない部分があれば2.に戻る
では,勉強の時も同じことをしていますか? 勉強のできる人のほとんどはやっているはずです。
つまり,勉強のできる人は問題が解けるようになるために,次のように進めています。
- 解答を見ながら反復して解く
- 苦手な部分,解けないところはその部分だけ解き直しをする
- 最初から最後まで解き直してみて,できない部分があれば2.に戻る
最近,家庭教師や塾講師以外にも中学生の勉強を見る機会があります。 見ていると,ほとんどの生徒が一度解いた問題を解きっぱなしにしています。 これは,その生徒のやる気のあるなしにかかわらずです。 やる気がないというよりは,勉強の仕方が分かっていないのでしょう。
成績を上げたい!と思っている人は宿題を上記の手順に従って,何度も解いてみてください。 それだけで十分成績は上がります。