※このページは少し前に書いたものとなっており,キタノジュクでの英単語の指導方法は現在と大きく異なります。
しかし,「数を制限する」ことの重要性は変わりませんし,改めて文章を読み返しても多くの方の参考になると感じました。
そのため,このトピックを書いた当時の指導法をベースに説明しています。
英単語や古文単語に限らず,テスト勉強において暗記を避けることはできません。 しかし,「暗記が得意」という生徒はほとんどいません。 そこで,何度かに分けて暗記の技術を紹介します。
暗記と言うと「自分は暗記が苦手」とか「自分には記憶力がない」という言葉を聞きます。 しかし,それは「暗記の仕方が身についていないだけ」だと感じています。 実際,暗記方法を指導すると,なかなか覚えられないと言っていた生徒も,だいぶたくさんの単語を覚えていきます。
暗記の技術1 数を制限する
暗記の技術の一つ目は,「数を制限する」です。 キタノジュクでは,基本的に1日当たり英単語は25個,古文単語は20個もしくは40個を暗記させます。 1日に25個というと,生徒は最初「それはムリ」と言います。 確かに,暗記1日目などは英単語25個を覚えるのに1時間以上かかることもあります。 しかし,慣れてくると30分程度で覚えられるようになります(現在は指導方法の改善により,こんなに時間はかかりません)。
25個の単語をどう覚えるか
25個の英単語を覚える場合,まずは単語を5個ずつ(生徒によっては10個や15個ずつ)に切って覚えます。 例えば,以下の25個の英単語の意味を覚えることを考えます。(日本語は省略しました)
become, borrow, come, do, enjoy,
go, grow, hear, know, learn,
move, open, read, run, see,
speak, take, talk, tell, understand,
use, walk, wear, win, write
これだけの量を一気に覚えるのは,中学生には無理があります。 そこで,まずは(become, borrow, come, do, enjoy)の意味だけ覚えます。 5個中4個が覚えられたら,次の(go, grow, hear, know, learn)を覚えます。
ここからは,生徒や状況によってやり方が変わります。 次に(move, open, read, run, see)を覚えるやり方もありますし,ここまで覚えた10個を覚え直すというやり方もあります。 この辺が,自分に合ったやり方を各自探してほしい部分となります。
単語以外にも応用できる
このやり方は,単語の暗記以外でも使えます。 例えば,理科や社会においては,テストでノート10ページを覚えなければならない場合,1ページごとに覚える,1ページの中でも上半分だけ覚えるなど, 暗記部分を区切ることで,暗記がスムーズになります。