獣医学部を目指す中学生・高校生・保護者向け 読了目安:6分

理科は好きなのに,化学の点数が上がらない。覚えることと,考え方を理解することを整理しましょう。

獣医学部に行きたい。でも,化学が苦手な方へ

「生物は好きなのに,化学はよく分からない」「化学は暗記科目だと思っていたが,計算でつまずいた」「学校の授業を聞いても,何をどう勉強すればよいか分からない」。獣医学部を目指していても,化学の学習に困ることはあると思います。

化学が苦手なら,まず何を覚え,何を理解し,どの計算を練習する必要があるかを確認しましょう。教科書を何度も読む,問題集をとにかく進めるという勉強だけでは,分からない原因が残ってしまう場合があります。

キタノジュクでは,化学基礎を学び始めた段階から,学校の教材と本人の理解に合わせて指導します。高1・高2や高3に上がる時期に,獣医学部という目標と今の成績の間に不安を感じたら,その段階からご相談いただけます。

覚えることと,理解して考えることを整理する

化学の問題が解けないとき,すべてを「暗記不足」と考える必要はありません。一方で,必要な知識を覚えないまま,考えるだけで解こうとしてもうまくいきません。答案やノートを見て,実際に説明したり問題を解いたりしてもらいながら,どこに原因があるかを確認します。

用語・性質・反応を覚えられているか

用語の意味や化学式,物質の性質などが曖昧だと,問題文や解説を理解すること自体が難しくなります。まず覚える内容を整理し,一問一答や小テストで,何も見ずに答えられるかを確かめます。

言葉を知っているだけで,仕組みが分からなくなっていないか

例えば,酸化・還元という言葉を覚えていても,酸化数の変化などを使って,どの物質が酸化されたのかを判断できるとは限りません。定義と具体的な反応を結びつけ,初めて見る例でも考えられるように指導します。

公式を覚えていても,式を立てられないのはなぜか

濃度や物質量の公式を知っていても,数値が何の量を表しているか分からなければ,使う式を選べません。量の意味を理解できていないのか,反応の関係を整理できないのか,式を立てた後の計算で止まるのかを分けて対応します。

考えれば分かることまで丸暗記する負担を減らし,覚える必要があることは確実に覚える。その区別から,化学の勉強の仕方を整えます。

化学計算は,式の意味と数量の関係から確認する

化学計算で,問題にある数値を拾って公式に当てはめようとしていませんか。基本問題で答えが合っていても,条件が変わると,どの数値を使えばよいか分からなくなることがあります。

指導では,何の物質について,どの量が分かっていて,何を求めたいのかを確認します。例えば反応式の係数比を使うなら,質量の比をそのまま係数比にするのではなく,物質量の関係として考える必要があります。

  • 物質量:質量・粒子数などと物質量を,どのようにつなげるか。
  • 濃度:溶質・溶液のどちらについて,質量・体積・物質量の何が分かっているか。
  • 化学反応式:どの物質が,どの割合で反応・生成するか。
  • 計算結果:単位や桁,問題で求められた量と合っているか。

「なぜその式になるか」を確認してから,典型問題で使う練習を重ねます。解説を読んで納得するだけでなく,別の問題でも自分で数量の関係を整理し,答えまで計算できるようにしていきます。

割合・比例・単位換算・方程式の計算などで止まる場合は,必要な数学も補います。数学全体が得意でないからといって,化学の計算まで諦める必要はありません。

理論・無機・有機を,つながりのある知識にする

無機や有機を,物質名と性質・反応のばらばらな暗記だと感じる方もいると思います。ただ,酸・塩基や酸化・還元などの考え方を使えば,すべてを別々に覚えなくても整理できる部分があります。

無機化学なら,同じような性質を持つ物質を比べ,反応の違いと共通点を確認します。有機化学なら,官能基と性質,構造と反応を結びつけます。理論化学で学んだことを,無機・有機の問題でも使えるようにしていきます。

そのうえで,覚える必要がある性質や反応条件などは,繰り返し確認します。キタノジュクでは,一問一答や基本事項確認プリントを使い,覚え方の工夫も交えながら指導します。

覚えたつもりで終わらせず,何も見ずに答える機会を作ります。答えられない項目を確認し,必要に応じて苦手な問題をまとめたプリントなどで反復します。「何度も読んでいるのに覚えられない」という場合も,確認の仕方から見直します。

暗記する内容の整理と,思い出す練習を組み合わせます。覚えることを,すべて本人任せにはしません。

高1・高2から,学校の化学を受験につなげる

化学基礎を学び始めた段階から,つまずきを残さない

原子・分子・イオン,化学式,物質量などは,その後の単元でも使います。「次のテストの範囲ではなくなったから」と曖昧なままにせず,今の授業を進めながら,必要な知識や考え方を確かめます。

学校の教科書・問題集・授業プリントを使った指導もできます。定期テストに向けた学習であっても,答えを覚えるだけでなく,なぜそう考えるのかを理解することで,大学受験につなげます。

高2〜高3の春は,既習範囲と学校の今後の進度を整理する

すでに習ったが理解できていない範囲と,まだ習っていない範囲を分けて確認します。既習内容は必要な部分から復習し,未履修内容は今後の学校の授業予定と合わせて,いつ学ぶかを考えます。

学校で履修しない範囲についても,教材を使って初めから指導できます。学校の進度だけを待つか,先に学ぶ必要があるかは,現在の理解度や他の科目の状況も踏まえて判断します。

中学生は,学校の理科の中から積み上げる

中学生なら,まず学校で学ぶ物質の性質や化学変化,濃度などを理解することから始めます。高校化学を一律に先取りするのではなく,中高一貫校ですでに高校内容を学んでいる場合も含め,実際の授業と本人の理解に合わせます。

理科を何科目学ぶか,どの科目を選べるか,学校の履修とどう組み合わせるかは,科目選択のページで説明しています。

基本を身につけた先で,入試問題に対応する

獣医学部を目指すからといって,化学も最初から大学ごとの特別な勉強をする必要はありません。まずは必要な知識を覚え,仕組みを理解し,典型的な計算を自分でできるようにすることが大切です。

基本問題が解けるようになったら,知識と計算を組み合わせる問題にも取り組みます。問題文や実験条件を読み,必要な知識を取り出し,反応や数値の関係を整理する練習を進めます。

その先の過去問演習では,志望大学の形式や問題量も確認します。解けなかった問題については,知識の抜けなのか,条件の読み違いなのか,計算の問題なのかを確かめ,確認教材や類題で補います。

大学別の演習を支えるのは,化学そのものの知識と理解です。高1・高2で学校の化学に困っているなら,まずはその内容を理解するところから始められます。

学校教材・他塾との併用,化学だけの指導もご相談ください

キタノジュクでは,化学だけの指導や,他塾と併用する形での指導も行っています。今の教材と宿題を確認し,説明を補えば取り組めるのか,先に基本を学び直す必要があるのかを判断します。

暗記の指導と教材作成は,キタノジュクが力を入れている部分です。基本事項確認プリントや一問一答,計算の練習教材を使い,授業と家庭での学習を組み合わせます。教材を増やすこと自体を目的にせず,身につけたい内容に合わせて選びます。

大阪・十三の教室での個別指導と,大阪・兵庫でのプロ家庭教師による指導を行っています。相談の際は,テストの問題・答案,学校や塾の教材,ノートなどをお見せください。「獣医学部を目指しているが,化学が苦手」という段階から,今の学習を確認します。

よくある質問

生物は好きですが,化学は苦手です。化学の指導だけ受けられますか?

受けられます。理科をまとめて受講する必要はありません。化学の知識・理解・計算のどこで困っているかを確認し,必要な内容から指導します。理科の選択自体に迷っている場合も,学校の履修や志望先を踏まえてご相談いただけます。

数学が苦手なので,化学の計算も難しいでしょうか?

数学が苦手でも,化学計算は学べます。必要な計算を確認し,割合・単位換算・方程式などで困っていれば,そこから補います。化学の計算では中学までの数学で進められる部分も多いため,高校数学全体が得意になるまで待つ必要はありません。

何度読んでも,無機や有機の知識を覚えられません。

読むだけでなく,何も見ずに答える練習を入れましょう。理解して考えられる内容と,覚える内容を整理したうえで,一問一答や小テストで確認します。答えられない項目を把握し,そこを繰り返す形に変えていきます。

高1で化学基礎しか習っていませんが,指導を受けられますか?

受けられます。化学基礎を学び始めた段階から指導します。物質量や化学式など,後の学習でも使う内容を曖昧にしないことが大切です。学校の教材を使い,定期テストに向けた学習も,受験につながる理解にしていきます。

学校で習っていない化学の範囲も,教えてもらえますか?

初めて学ぶ範囲も指導できます。すでに学んだ内容の理解と,今後学校で習える範囲を確認して,教材と進め方を考えます。学校で習わない部分が多い場合は,科目選択が決まった段階から早めにご相談ください。

今の塾の教材を使いながら,化学だけ補ってもらえますか?

できます。教材や宿題を確認し,分からない部分の説明や,必要な練習を補います。ただし,今の教材が難しすぎる場合は,同じ問題を解き続けるより先に,基本を学び直すことを提案します。

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