関西の国公立大学を,学ぶ分野から比べる
関西の国公立大学にも,化粧品開発につながる化学・材料・生命科学を学べる学部があります。ここでは化粧品に関する研究例を確認できた大学と,関連分野の基礎を学べる大学を紹介します。大学の順位や就職しやすさを示す一覧ではありません。
研究内容は,教員の異動や組織改編によって変わります。学部入学時に研究テーマや配属が決まるわけではないため,関心を持った分野から学科のカリキュラム・配属方法・大学院も調べましょう。
「化粧品に関する授業や研究があるか」と「化学・生命科学をどう学べるか」。両方を見ながら候補を比べましょう。
関西の国公立大学にも,化粧品開発につながる化学・材料・生命科学を学べる学部があります。ここでは化粧品に関する研究例を確認できた大学と,関連分野の基礎を学べる大学を紹介します。大学の順位や就職しやすさを示す一覧ではありません。
研究内容は,教員の異動や組織改編によって変わります。学部入学時に研究テーマや配属が決まるわけではないため,関心を持った分野から学科のカリキュラム・配属方法・大学院も調べましょう。
候補となる学部・学科:工学部 応用化学科・化学工学科,農学部 生命機能化学科,理学部 化学科など
応用化学では分子・高分子・材料を,化学工学では粒子や製造工程などを学ぶ進路を考えられます。研究者情報には,化粧品に用いる機能性高分子カプセルの研究課題も掲載されています。処方・材料・製造のどこに興味があるかで,学科を比較しましょう。
生命機能化学科では,生命現象や生物が作る物質を化学から学びます。前身の大阪府立大学大学院を修了した卒業生が,化粧品企業の研究所で成分探索・評価に取り組んだ紹介例もあります。これは2021年掲載の個別事例であり,現在の配属や学科全体の就職率を示すものではありません。
理学部化学科も,物質・反応の基礎から検討できる候補です。同じ大学でも学ぶ内容が違うため,「大阪公立大学のどの学科か」まで比べることが大切です。
公式情報:応用化学科 / 化学工学科 / 研究者情報・高分子カプセルの研究課題 / 生命機能化学・卒業生の紹介(2021年)
候補となる学部・学科:生命理工情報学部 生命化学科
分子の合成・材料・タンパク質など,化学と生命科学を横断して学べる候補です。研究室紹介では,無機材料化学分野に化粧品用の白色顔料を扱うテーマが掲載されています。色や光,粉体などの原料・材料に関心がある方にも,具体的に調べる手掛かりがあります。
旧「生命環境学部 生命分子化学科」の情報と,現在の学部・学科名を混同しないように確認しましょう。
候補となる学部・学科:工学部 工学科 化学コース
2026年度からの工学科・化学コースでは,応用化学と化学工学を含む学びが案内されています。公式のコース紹介でも医薬品・化粧品を応用先に挙げています。成分・材料に加え,製造技術へ関心を広げたい方の候補です。
旧「応用化学工学科」の資料を見つけた場合は,入学年度の組織・カリキュラムと照らし合わせましょう。
公式情報:化学コース
候補となる学部・学科:工学部 材料化学科
有機・高分子・無機などの材料を化学から学ぶ進路です。化粧品専用の教育課程としてではなく,成分や機能性材料に関わる基礎を学べる候補として比較できます。希望するテーマに近い研究室と,実験・材料分野への自分の関心を確かめましょう。
公式情報:材料化学科
候補となる学部・学科:理学部 化学生物環境学科 化学コースなど
界面化学の研究では,界面活性剤,泡,乳化,物質を溶かし込む仕組みなどを扱います。大学の研究紹介にも化粧品・洗浄剤との関わりが示されており,処方や使い心地につながる物理化学に興味がある方の候補です。
化粧品だけを学ぶ課程ではなく,化学全体の基礎を学びます。女子大学としての出願資格も,志望年度の募集要項で確認してください。
候補となる学部・学科:工学部 理工化学科,農学部 応用生命科学科・食品生物科学科,薬学部 薬科学科・薬学科など
理工化学科では分子・材料・化学プロセス,農学部では生命現象や生物に由来する物質,薬学部では物質の作用や製剤など,異なる入口があります。成分を作ることと,生物への働きを調べることのどちらに関心があるかも比較の軸です。
工学部は旧「工業化学科」から理工化学科へ名称が変わっています。薬学部には4年制薬科学科と6年制薬学科があり,学部の募集単位と学科選択の仕組みも確認しましょう。
候補となる学部・学科:工学部 応用自然科学科の応用化学科目,基礎工学部 化学応用科学科,理学部 化学科,薬学部 薬学科など
工学部・基礎工学部では,分子の合成・物質の機能・材料などを学ぶ候補があります。理学部化学科は基礎科学,6年制の薬学部薬学科は薬学を基盤とする進路として,カリキュラムの違いを比べられます。
大阪大学には,2026年4月に設置されたマンダム先端化粧品科学協働研究所もあります。ただし,協働研究所は大学の研究組織であり,学部の「化粧品学科」ではありません。学部へ入れば当該研究に参加できるという意味ではなく,所属研究科や教員,学生が関わる仕組みを確認する必要があります。
公式情報:工学部・応用化学 / 基礎工学部・化学応用科学科 / マンダム先端化粧品科学協働研究所
候補となる学部・学科:工学部 応用化学科,農学部 生命機能科学科 応用生命化学コースなど
応用化学科では,分子・材料・生命に関わる化学と,製造やプロセスへつながる分野を比較できます。農学部の応用生命化学コースでは,生物や生物が作る物質を化学から学ぶ進路を考えられます。
工学部の就職先紹介には化粧品関連企業もありますが,企業名だけでは職種・研究開発への配属は分かりません。学部・大学院でどの分野を深めるかを中心に調べましょう。
公式情報:応用化学科 / 農学部・応用生命化学コース
候補となる学部・学科:工芸科学部 応用化学課程
高分子・分子・材料などを幅広く扱う応用化学の進路です。化粧品の処方・成分・材料にも関わる化学の基礎を学ぶ候補として,研究分野とカリキュラムを調べられます。化粧品だけを専門とする課程ではないため,他の材料分野も学ぶことを含めて比較しましょう。
公式情報:応用化学課程
候補となる学部・学科:システム工学部 システム工学科 化学メジャー
化学を中心に,物質の性質や機能を学べる候補です。化粧品に直結する専門課程としてではなく,関連する化学の学びから考える進路として紹介しています。メジャーを選ぶ仕組みや研究室の分野も確認しましょう。
公式情報:化学メジャーのカリキュラム
大学・学科によって,数学の範囲,理科の指定,共通テストの教科・配点が異なります。化粧品への興味だけで理科を一つに決めず,候補の学科と方式をいくつか並べ,学校で学べる科目と合わせて確認しましょう。
数学・化学の理解を積み上げることに加え,物理・生物のどちらを学ぶか,英語や他教科へどのくらい時間を使うかも重要です。キタノジュクでは,学校の進度と答案を見て,基本に戻るところと,今の授業を進めるところを考えます。
候補になります。応用化学,化学工学,生命機能化学,化学など,関心によって比べたい学科が変わります。特定の研究課題や卒業生の例だけで決めず,学科の必修授業・実験と配属方法まで見てみましょう。
共同研究は研究内容を知る材料になりますが,入社・職種・配属の保証にはなりません。大学での研究と企業の採用は分けて,募集条件や大学院での進路も確認しましょう。
国公立大学を候補にしている方も,大学名を一つに絞る前からご相談いただけます。文理・科目選択の時期と学校の学習状況を確認し,数学や理科など必要な科目を指導します。
主な対象は,中学生・高1・高2から,高3に上がる春の生徒です。大阪・十三の教室で個別指導を行い,数学・理科は大阪・兵庫でのプロ家庭教師による指導もご相談いただけます。英語指導は十三の教室でご案内しています。生物は主に中学生・高1・高2からの学習をご相談ください。
大学や学部を決め切っていなくても構いません。興味を持っていることと,今の勉強の様子からお聞かせください。