受験生向け 読了目安:5分

高3になると,多くの受験生が不安を口にします。

「共通テストの時間が足りない」
「情報ができない」
「周りの生徒はどんどん過去問を進めている」
「みんな〇〇という問題集を使っているけれど,自分は使わなくて大丈夫だろうか」

受験が近づくにつれて,このような不安を感じる生徒は少なくありません。

しかし,このような不安をもつのは, 志望校に向けてまだ成績が足りていない生徒だけではありません。

長年,受験生に関わっていると, 「この生徒は問題なく合格できるだろう」 と感じる生徒でも,不安を口にすることがあります。

今の勉強の仕方で大丈夫かな...

成績が良い生徒でも,不安になることはあります

例えば,北野高校で理系総合2位になり, 後に大阪大学医学部医学科に合格した生徒がいました。

私はその生徒について, 受験前から合格できるだろうと感じていました。 実際に,入試後に開示された成績を見ても, 余裕を持って合格できていました。

それでも,その生徒も不安を口にしていました。

「共通テストの時間が足りない」
「化学が覚えられない」

そのような不安を何度も話していました。

高3の秋になって,キタノジュクで化学を追加で受講したのも, その不安の表れだったのだと思います。

周りから見れば順調に見える生徒でも, 本人の中には不安があります。

成績が良いから不安にならない,というわけではありません。

私が高校生のときも,不安は感じていました

私自身も,受験生のときに全く不安がなかったわけではありません。

模試では何度もA判定を取っていましたし, 阪大模試でも上位を取っていました。

それでも, 「本当に大丈夫だろうか」 という不安が消えるわけではありませんでした。

特に高校生にとって, 大学受験は基本的に初めての経験です。

どれくらい勉強すれば安心できるのか。 どの状態なら合格できると言えるのか。 本番で失敗したらどうなるのか。

初めての経験だからこそ, 不安な気持ちになるのは自然なことだと思います。

不安は悪いことばかりではありません

不安な気持ちはストレスにつながります。 できれば,不安をなくしたいと感じるのは自然なことです。

しかし,適度な不安は決して悪いことばかりではありません

不安な気持ちを勉強につなげることができれば, その分,入試にはプラスにはたらきます。

高1や高2の頃の不安がまだ小さかった頃を思い出してみてください。

不安を感じるようになってからの方が, 勉強時間が伸びたり, 勉強に対する集中力が高まったりしたのではないでしょうか。

「この不安な気持ちが,自分の勉強を前に進めてくれている」 と考えてみてください。

不安を完全に消そうとするのではなく, 不安をうまく勉強につなげる。 そのように考えられると,少し気持ちが楽になることがあります。

不安は一人で抱え込まなくていい

不安を溜め込みすぎるのは,しんどいものです。

不安な気持ちは,一人で抱え込まず, 家族や学校の先生,友達などに話してみてください。

必ずしも,適切なアドバイスがもらえるとは限りません。

それでも,話すだけで気持ちが軽くなることがあります。

自分の中で不安が整理されて, 勉強の仕方を見直すきっかけになることもあります

受験勉強は,自分で頑張る部分が大きいものです。 しかし,しんどい気持ちまで一人で抱え込む必要はありません。

不安になるのは,あなたが真剣に受験に向き合っているからです。

その不安を否定しすぎず, できることを一つずつ進めていきましょう。

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