英単語を覚える速さが急に上がった生徒
過去に,英単語を覚えることに苦戦している生徒がいました。
ところが,その生徒がある日を境に,横で見ていても分かるほど,英単語を覚えるスピードが速くなりました。
なぜ覚えられるようになったのか気になったので聞いてみると,想像していなかった答えが返ってきました。
私
最近,英単語を覚えるのが速くなったね。何かコツをつかんだの?
生徒
実は,学校で席が隣の友達がすごく英語が得意なんです。
私
じゃあ,その子に英単語の覚え方を教えてもらったの?
生徒
そうじゃなくて,英単語を覚えるときに「私はあの子だから,英単語なんてすぐに覚えられる」と思い込むようにしたら,短い時間で覚えられるようになりました。
私はあの子だから,英単語なんてすぐに覚えられる!(思い込み)
思い込みで行動が変わることがある
「何を言っているんだろう」「そんなことで覚えられるわけがない」と思う人もいるかもしれません。
私も聞いたときには驚きました。
しかし,考えてみれば,私自身も高校生のとき,
「自分は数学が得意なのだから,この問題集の問題なんて短時間で解ける」
などと言い聞かせながら,数学の問題を解いていた記憶があります。
もちろん,思い込むだけで,勉強していない内容が突然できるようになるわけではありません。
それでも,「自分にはできない」と思うよりも,「自分ならできる」と思って取り組む方が,集中しやすくなることがあります。
運動でも思い込みを利用している
最近,私は音楽を聴きながらランニングをすることがあります。
そのときに,
「この曲が流れると,スピードを上げて走ることができる」
と思い込むことで,その曲が流れている間は,実際にスピードを上げて走ることができます。
また,フットサルをしているときには,
「相手チームの選手が疲れて膝に手をついている姿を見ると,自分の体力が回復する」
と思い込むことで,しんどい時間帯にも,もう一度動き出しやすくなります。
本当に体力が急に回復しているわけではありませんが,このような思い込みが,トレーニングやプレーにプラスの影響を与えています。
勉強に使える思い込み
こういった思考を勉強に取り入れると,勉強の効率を上げられることがあります。
例えば,次のように思い込んでみます。
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チョコレートを1個食べると,そこから30分間は勉強に集中できる
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好きなキャラクターやアイドルのグッズを握りしめると,疲れがリセットされる
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優等生や先生になりきって勉強する
他にも,「この音楽を聴いたら勉強を始める」「このペンを持ったら集中する」など,自分なりのきっかけを決めてもよいでしょう。
大切なのは,思い込むだけで終わらず,実際に勉強を始めることです。
自分を勉強モードに切り替えるためのきっかけとして,思い込みをうまく利用してみてください。
中学生・高校生の方へ
キタノジュクでは,問題の解き方だけでなく,勉強の進め方や集中しやすい方法についても,生徒一人ひとりに合わせて一緒に考えています。