メイン画像

進学校に通っていて,「授業についていけない」「課題に追われて理解が追いつかない」「定期テストが難しくて点が取れない」と感じる生徒は少なくありません。 以前は勉強に困っていなかった生徒でも,進学校の速い授業や難しい課題の中で,自信を失ってしまうことがあります。

ただし,進学校でついていけないと感じているからといって,能力が足りないと決めつける必要はありません。 多くの場合,学校の進度や難度に対して,復習の仕方,課題の扱い方,戻るべき単元の判断が合っていないだけです。

大切なのは,むやみに勉強時間を増やすことではありません。 どこで分からなくなったのかを確認し,今の授業を追いながら,必要な部分まで戻って立て直すことです。 このページでは,進学校で授業についていけなくなる原因と,立て直しの考え方を説明します。

進学校で起こりやすい「ついていけない」状態

進学校では,授業の進度が速く,一度の授業で扱う内容も多くなりがちです。 説明を聞いたときには分かった気がしても,家で問題を解こうとすると手が止まる。 課題は出しているのに,定期テストでは思ったように点数が取れない。 そのような形で「ついていけない」と感じることがあります。

進学校の難しさは,分からない部分をゆっくり戻る時間が取りにくいことです。 小テスト,課題,定期テストが重なる中で,目の前の提出物を終わらせるだけになり,理解が浅いまま次の単元へ進んでしまうことがあります。

その結果,最初は小さな理解不足だったものが,次の単元,次のテスト,次の科目にまで影響していきます。 進学校で苦しくなったときは,今の単元だけでなく,その前提になっている内容まで確認することが必要です。

進学校で遅れが大きくなりやすい理由

授業の進度が速く,分からないまま次に進みやすい

進学校では,授業が理解の確認を待たずに進むことがあります。 その場で完全に理解できなくても,次の授業では新しい内容に入っていきます。 分からない部分をそのままにしていると,次の内容でも前提が抜けてしまうため,遅れが大きくなりやすいです。

定期テストの難度が高く,理解の浅さが点数に出やすい

進学校の定期テストでは,授業内容を覚えているだけでは足りないことがあります。 典型問題を少し変えた問題,初見に近い問題,計算量の多い問題が出ると,理解が浅い部分が一気に点数に表れます。 勉強しているのに点が取れない場合,暗記量だけでなく,理解の深さと解き切る練習を見直す必要があります。

数学・英語・理科は積み上げの影響を受けやすい

数学は,前の単元の理解が次の単元に直結します。 英語も,単語,文法,読解が積み重なっていく科目です。 理科でも,計算や考え方の部分で数学の理解が影響することがあります。 今の内容が分からない原因が,前の単元にあることは珍しくありません。

周囲のレベルが高く,自信を失いやすい

進学校では,もともと勉強が得意だった生徒が多く集まります。 その中で点数や順位が下がると,「自分だけができていない」と感じやすくなります。 しかし,周りと比べて焦るよりも,自分がどこで止まっているのかを見極めることのほうが重要です。

このような状態が続くと,さらに苦しくなります

宿題は出しているのに,内容を理解できていない

宿題を終わらせていても,解き方を覚えただけで終わっていると,テスト本番で少し形が変わった問題に対応できません。 大切なのは,提出したかどうかではなく,自力で再現できる状態になっているかです。

テスト前だけ慌てて勉強している

定期テスト前にまとめて勉強するだけでは,範囲が広くなったときに対応しにくくなります。 特に進学校では,普段から理解が追いついていないと,テスト前にすべてを戻すことが難しくなります。

分からない問題を解き直せていない

解説を読んで分かった気になっても,時間を置いてもう一度解けなければ,テストでは使えません。 間違えた問題をそのままにしていると,同じ原因で点数を落とし続けることになります。

得意だった科目まで不安になってくる

進学校で一度苦しくなると,苦手科目だけでなく,得意だった科目にも不安が広がることがあります。 その場合は,気持ちだけで押し切るのではなく,学習内容を整理し,優先順位を決める必要があります。

進学校でやってはいけない勉強

進学校でついていけなくなったときに最も避けたいのは,焦ってすべてを中途半端にやろうとすることです。 学校の授業,課題,定期テスト対策,塾の宿題をすべて同じ重さで抱えると,どれも十分に身につかないまま時間だけが過ぎてしまいます。

また,「難しい問題が解けないから,もっと難しい問題をやる」という考え方も危険です。 授業が難しすぎると感じている場合,必要なのはさらに難しい問題ではなく,その問題を理解するために必要な前提知識を確認することです。

進学校では,努力量だけで押し切ろうとすると限界が来ます。 勉強量を増やす前に,まずは「何をやめるか」「どこに戻るか」「何を優先するか」を決める必要があります。

進学校で立て直すための基本方針

学校の進度を追いながら,理解の穴を戻す

進学校で立て直すには,今の授業を完全に止めて最初からやり直すのではなく,学校の進度を追いながら必要な部分まで戻ることが大切です。 今の単元に必要な前提を確認し,点数につながる部分から優先して補強します。

典型問題を確実にする

難しい問題に取り組む前に,まずは典型問題を自力で解ける状態にする必要があります。 解法の流れを理解し,似た問題で再現できるようになって初めて,応用問題にも対応しやすくなります。

課題をこなすだけにしない

課題は大切ですが,すべてを同じ重さで扱う必要はありません。 どの問題を丁寧に解くべきか,どの問題は確認程度でよいかを分け,点数と理解につながる勉強を優先します。

定期テストで点につながる勉強にする

進学校であっても,まず学校の定期テストで点を取れる状態を作ることは重要です。 定期テストで見つかった理解不足を放置せず,次の単元や今後の学習につなげていく必要があります。

キタノジュクでできること

キタノジュクでは,進学校に通う生徒に対して,今の学校の進度に合わせながら,必要なところまで戻って指導します。 学校の授業が速い場合でも,ただ前の単元に戻るだけではなく,今の授業や定期テストに必要な部分から優先して補強します。

  • どこで分からなくなったかの確認
  • 学校教材・課題・テスト範囲をもとにした整理
  • 必要な単元への戻り学習
  • 宿題や課題の優先順位づけ
  • 定期テストとその先の学習を見据えた指導

進学校で大切なのは,学校についていくことだけを目的にしないことです。 学校の内容を利用しながら,今後の学習に必要な力を積み上げていくという視点で,限られた時間の中で優先順位をつけて指導します。

進学校で授業についていけずにお困りの方はご相談ください

進学校でついていけないと感じている場合,やみくもに勉強時間を増やすだけでは状況が変わらないことがあります。 まずは,どこで止まっているのか,何を優先すべきかを整理することが大切です。

キタノジュクでは,現在の理解度と学校の進度を確認したうえで,必要な内容から順番に指導していきます。 無理な勧誘は行っていませんので,まずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

学校別の「ついていけない」「落ちこぼれた」と感じた生徒・保護者の相談・質問

進学校でついていけなくなる原因には共通点がありますが,実際の悩み方は学校によって少しずつ違います。 授業の進度,周囲の雰囲気,課題の出方,定期テストの重さによって,優先すべき対策も変わります。

各学校ごとに,よくある相談や質問とそれに対する考え方をまとめていますので,ご覧ください。

公立高校で授業についていけない方へ

私立高校で授業についていけない方へ

私立中学で授業についていけない方へ

よくある質問

進学校に通っていますが,授業についていけません。能力が足りないのでしょうか?
能力だけで決めつける必要はありません。 進学校では授業進度が速く,定期テストも難しいため,学習方法が合っていないだけで一気に苦しくなることがあります。 まずは,どの科目のどの単元で止まっているのかを確認することが大切です。
定期テストの点数が急に下がりました。今から戻せますか?
戻せる可能性は十分にあります。 ただし,次のテスト範囲だけを詰め込むのではなく,点数が下がった原因になっている単元まで戻る必要があります。 戻る範囲を絞って,学校の進度と並行して立て直すことが重要です。
学校の課題が多すぎて,復習する時間がありません。
すべての課題を同じ重さで扱うと,提出するだけで終わってしまうことがあります。 どの課題を丁寧に解くべきか,どの課題は最低限で済ませるべきかを判断し,理解につながる時間を確保する必要があります。
塾にも通っていますが,学校の授業が分からないままです。
塾の授業が学校の進度や現在の理解度と合っていない場合,負担が増えるだけになることがあります。 進学校で苦しくなっているときは,塾のカリキュラムに合わせることより,学校内容と現在地を整理することを優先したほうがよい場合があります。
「落ちこぼれた」と感じています。今からでも立て直せますか?
立て直せる可能性は十分にあります。 ただし,焦って全部をやり直すのではなく,原因を整理して,優先順位を決めることが重要です。 早い段階で対応できれば,今後の選択肢も広げやすくなります。

関連ページ

進学校でついていけないと感じている場合,学校別・科目別・悩み別に状況を整理することで,必要な対策が見えやすくなります。 以下のページも参考にしてください。

LINEで相談する