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暗記の技術3は「語呂で覚える」です。 これについては、今さら言うまでもないかなと思っていたのですが、 暗記の技術2を書いていて、一応書いていた方が良いかなと思ったので書きます。
暗記に語呂を使っている方は多いでしょうし、例えば古文単語では、語呂で覚える有名な単語帳があります。 興味のある人は「古文単語 ゴロ」で調べて頂ければ出てくるでしょう。ちなみに、この単語帳は 私自身も高校生のときに使いましたし、現在、生徒にも薦めています。
語呂で覚えることの良さは説明するまでもないかと思います。 そこで、語呂を作るためのヒントとなる話をここに書いておくことにします。
これは、暗記の技術2 頭文字を覚える にもつながるのですが、 語呂を作るときには覚える順番を変えてしまうというのが1つの方法です。 五街道で「おとこにな(れ)」と並び替えたように、順番を変えても問題ないものは 自分の覚えやすいように、語呂が作りやすいように並び替えてしまうというのが良いでしょう。
数学でいえば、オイラーの定理「頂点-辺+面=2」という公式がありますが、 私はこの公式を、順番を入れ替えて「頂点+面-2=辺」とします。 覚え方は「超イケメンから2を引くと変になる」です。 生徒には「嵐の二宮ってイケメンやね。でも「二宮」から「二」を引くと「宮」になって、なんか変」 と話します。これで生徒は結構すぐに覚えます。
他にも、語呂だと多少無理があっても覚えられることがよくあります。 例えば、社会で、享保の改革を行ったのは徳川吉宗、寛政の改革を行ったのは松平定信です。 享保→きょうほう→きょうほ→競歩 競歩といえば、胸を張って良い姿勢で歩きますね。 だから、競歩で「胸、よし」となり、享保の改革は吉宗となります。 寛政の改革は「信じて定めてみたら完成した(?)」という、なんかよくわからないこじつけをしておけば 覚えられます。
このように、語呂で覚える際にはうまいものを作る必要はありません。 こんな変な語呂を生徒に話すと「先生、何言ってんの?」と苦笑いされたりもしますが、 なんだかんだで覚えていきます。また、きれいにまとまり過ぎている語呂よりも、 「何言ってんの?」というツッコミが入るようなものの方が頭に残ることすらあります。
また、無茶苦茶な語呂であっても、自分が覚えられればなんでも良いです。 例えば、私は高校生のときに「abolish A Aを廃止する」という単語について、 「aboか、aboといえば、知り合いにアボシってやつがおるから、これはアボシを廃止すると覚えよう」 と考えました。他人が聞けば意味が分からないでしょうが、私の中ではとてもしっくりきてすぐに覚えられました。 このように、語呂というのは自分のために作るものであり、他人を納得させる必要はありません。 (私は指導をする立場なので、そうはいきませんが・・・)